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11/4読了

2015年 11月04日 23:59 (水)

志賀直哉(1928)『小僧の神様 他十篇』岩波書店.(再読)
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11/3読了

2015年 11月03日 23:59 (火)

柳田史太(2015)『トモちゃんは女の子!①』星海社.
星野之宣(2015)『レインマン①』小学館.

無常

2015年 11月03日 23:59 (火)

 大阪市北区中崎町に贔屓にしている喫茶店があり、そこが今日で八周年を迎えた。
 喫茶店と言い条、古本も球体関節人形も扱う素敵なお店である。
 開店して一年経たない内に一度お邪魔しているはずなので、もう随分なお付き合いだ。

 八年と一口に言っても、長い。
 あの頃思い描いていた将来像とは全く違うところに私は立っている。
 この転轍が、果たして良かったものか悪かったものかは分からない。
 そんなことは死ぬ直前になってみないと、あるいは死んだ後にならないと分からないものだ。

 ただ、今はとても幸せだし、生きているという実感もある。
 願わくばこの日々が続きますように。

買い過ぎ

2015年 11月03日 20:00 (火)

 またやってしまった。
 資料である。
 気に入った物があると、関連するものを纏めて買ってしまうのだ。
 今回は同じ作者の本を十二冊、一緒に購入した。読む時間をどう作るかが目下の悩みである。

 こういう愚考も全く故のないことではない。
 むしろ私の中では合理的なのだ。
 
 最近、資料を買うのは専らAmazonに頼ることが多い。
 書店で買うこともあるが、古い先行研究の確保はネットで済ませてしまう。
 ここで問題なのは、古書の数が有限だということだ。
 供給が無限でない以上、いつかは尽きる。

 私の欲しがるような本を他の人も欲しがるものかどうかは分からないが、現に狙っていた幾つかの本は売り切れてしまった。
 古書である以上、次に世に現われるのはいつになるかわからない。

 だからまとめ買いをするのであるが、懐には優しからずである。
 今日も、もやしがうまい。

案内

2015年 11月03日 17:24 (火)

 今日は先輩作家さんが来阪していたので大阪ミナミを案内した。
 普段当たり前に通っているところを来訪者目線に立って解説するのは、異世界を考えるいい訓練になる。

 そうか、ここはこういう背景を持っていない人には奇異に見えるはずだぞ。
 この店が何故この位置になければならないか、他所から来た人にはわからないはずだ。

 そう考えると、街がとても面白いものに見えてくる。
 常在戦場常在戦場。

 今日はお付き合い頂きありがとうございました。

銀杏

2015年 11月03日 17:02 (火)

 銀杏が食べたい銀杏が食べたいと年寄りじみたことを言っていたところ、親切な方が銀杏を分けて下さった。
 捨てられてもいないのに拾う神がいたのでありがたさも倍である。
 封筒を切らしていたので、封筒を買ってこなければならない。

 銀杏はギンナンと読むがイチョウとも読む。イチョウの種子がギンナンである。
 漢字には時々こういう不便があって面白い。

 さてこの銀杏、とても古い植物である。
 北宋の詩人欧陽脩の残した記録が最も古いものであるが、最も栄えたのは二億年~六千五百万年くらいまえというから恐竜の時代である。(ちなみにこの欧陽脩は日本刀についても述べている珍しい詩人である)

 恐竜も発達した嗅覚があれば銀杏を踏んで顔を顰めたかもしれないが、よくは分からない。
 分かっていることは恐竜と同じく銀杏もまた、氷河期を越えられなかったということである。
 銀杏の仲間は銀杏を残して滅んでしまった。それも完膚なきまでに。

 植物の分類は大きい方から界・門・綱・目・科・属・種となる。
 現存する銀杏は、植物界・裸子植物門・イチョウ綱・イチョウ目・イチョウ科・イチョウ属・イチョウだ。
 どれほどの孤独ぶりか。
 動物に当てはめると(厳密ではないが)哺乳類の中で、ヒトだけが生き残ったようなものだ。

 今でこそあちらこちらで見かける銀杏だが、絶滅危惧種としてレッドリストの絶滅危惧ⅠB類に含まれる。
 これは近い将来での野生での絶滅の危険性が高いということだ。
 二億年前から地球に息づく植物が野生で絶滅し、並木道にしかなくなるというのは、言い知れない無常観がある。
 銀杏に心があれば、なんと語るのだろう。

 封筒に十粒ほどの銀杏を放り込み、レンジで温める。
 弾ける音と共にあの香りが漂うと食べ頃だ。
 軽く塩をつけて食べると、二億年の味がした。

『異世界居酒屋「のぶ」』を日本SF大賞に他薦エントリーして頂きました!

2015年 11月03日 09:27 (火)

 ありがたやありがたや。
 ノミネートや選考に残ったわけではなく、エントリーですが他薦ですからね。
 誰かに目を掛けて頂くというのは本当にありがたいことです。

 『異世界居酒屋「のぶ」』がSFであるかどうかについては読者の方に委ねさせて頂きたいと思います。
 すべてテクストは世に出した時点で読者の方の解釈によって定義づけられるべきだと信じておりますので。

 これからも『異世界居酒屋「のぶ」』をよろしくお願い致します。

 (第36回日本SF大賞エントリー作)
 http://sfwj.jp/awards/Nihon-SF-Taisho-Award/36/entries.html

大学祭

2015年 11月02日 23:59 (月)

 母校の大学祭を、銀杏祭という。
 仕事は押しているが、今年だけは行っておかねばならないという使命感で、出掛けてきた。
 今年は無理にでも行っておきたかったのには理由がある。
 日本最古の公立大学にして、終戦後はGHQに接収されたという由緒ある我が母校は今、滅亡の縁に立たされていた。

 維新市政が原因だ。
 何の益もないのに、大阪市立大学と大阪府立大学を合併させようと目論んでいる。
 愛校心の強い方ではないが、義憤の一つも感じようというものだ。

 ほとんど寝ずに出掛けて行ったので、今にして思えば凄まじい顔色だっただろう。
 久しぶりに再会した恩師が妙な顔をしていたのも無理はない。
 近況報告はじめ、色々とご指導いただけたのは本当にありがたかった。
 十年経っても恩師は恩師だ。

 生協には『異世界居酒屋「のぶ」』が目立つ位置に陳列されていた。
 担当者にもご挨拶したので、きっと続刊も仕入れてくれるに相違ない。

 胃を悪くしているので学祭自体はあまり面白いものでもなかった。
 やはり祭りはジャンクな食べ物を食べるに限るのである。

備忘

2015年 11月02日 20:05 (月)

 今日、とある声優さんが亡くなったことが公表された。
 まだ三十八という若さだ。
 冥福をお祈りする。

 普段から死ぬの死にたいのと言っている割に小心の私はこの報せに接して酷く驚いた。
 今、私は三十二だ。
 件の声優さんの亡くなった年まで六年。
 中島敦の亡くなった年まで、後一年である。

 まだまだ書き連ねたいことはあるのだが、あまり長くは生きられないのではないかという焦燥感が強い。
 これは日増しに酷くなっていて、あまりよろしくない状態であることは承知している。

 ただ、生来物忘れの激しい性質であるので、その焦りさえもしばしば忘れてしまう。
 物書きとしては大変な欠点だ。

 もちろん良いこともある。
 先日、必要があって志賀直哉の『小僧の神様』を読み返した。
 幾度も読んだはずなのに筋の最後をすっかり忘れていて、初読であるのように楽しんだ。
 これは大変結構なことである。

 しかしよくよく考えてみれば、困ったことだ。
 あまり日数が残っていないとするならば、物を次々に忘れていくというのは具合が悪い。
 復習の時間も、あまりないのだ。

 だから、備忘を付ける事にした。
 備忘を付けることさえ忘れることもあろうが、そこは大目に見て頂きたい。
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