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後輩の結婚式

2014年 08月24日 23:59 (日)

"What is drama but life with the dull bits cut out."
「ドラマとは退屈な部分をカットした人生である」 - アルフレッド・ヒッチコック.


私が大学四回生の時に入学して来た後輩たちが、結婚した。
二〇〇五年のことであるから、もう九年前のことである。
人間の脳味噌というのは大変いい加減にできているらしく、この時代の楽しかった思い出については鮮明に思い出すことができる。

私如きの人生にも、宝石のような思い出はあり、編集の腕如何では素敵な映画に仕立てることもできよう。
となればその方法をと考えると、やはり冒頭に掲げたヒッチコックの言のように「削る」ことが大事になる。
物語を書く上でもそれは重要なことであり、全てを書かないということが連想を生み、想像の幅を広げ、意味をより深くする。
そういう物語を紡げるように、精進していきたい。

あと、式場のご飯が大変美味しかった。
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なろう公式ラジオ8月放送

2014年 08月23日 23:59 (土)

なろう公式ラジオへのゲストとしての出演は二回目である。
(公開収録の際に客席にいたのが映っているので、それも加えれば二回半と云えるかもしれない)
前回ほどの緊張はなかったものの、二回目には二回目の緊張という物があるということがよく分かった。

今回同じくゲストとして呼ばれていた『やる気なし英雄譚』の津田彷徨先生とは普段から仲良くさせて頂いているのだが、この方が大変優秀なので、それも緊張に大いに拍車をかけた。
事前準備も私などより余程ぬかりなくやって来られた先生には脱帽である(私よりはるかに忙しいのに)。

本番まで緊張の極致で自分が何を口走っているのかさっぱり分からない程であったものの、中恵光城さんとさいとうよしえさんのコンビはパーソナリティに磨きがかかっており、番組の進行もとてもスムーズ。
蓋を開けてみれば何とかかんとかどうにかこうにか襤褸を出さずに済んだようである。
(余談であるが中恵光城さんの新譜、『金平糖レトロチカ』は大変素晴らしいアルバムなので、まだ聞いておられない方は、是非)

今回の質問では「スランプになった時どうするか」というものがとても多く、纏めて取り上げさせて頂いた。
同じような悩みを抱えている人が多いのだなぁと感慨深く思いつつ、問題の原因を分割するというアプローチで説明したので、それぞれでアレンジを加えて対処法を考えて頂きたい。
(技術面の部分を省いたのは、人それぞれに処方箋が異なるからである。悩みの深度が違う人間に別の対処を施すと、問題が却ってこじれる可能性が高い)

津田先生にご教示頂いたなろうでのランキングの登り方、というのはとても示唆に富んでいる。
「How toを学んでptを稼ぐ」ということに忌避感を抱く方もおられようが、こういう方法もあるということである。
特に更新回数についてはどんな作品であっても試すことが出来るので、非常に有用性が高い。
(書き溜めをすることで作品の完成度が高まるということもある)
皆さんもぜひお試しいただきたい。

朗読コーナーはさすがの一言。
前回お邪魔させて頂いた時よりも遥かにパワーアップしているという印象だった。
プロのプロたるところを見せて頂いた。
まさか自分の作品の朗読を聞いて唐揚げを食べたくなるとは……
(番組収録後、こっそりファミチキを買ったのは内緒である)

9月10日発売の『異世界居酒屋「のぶ」』の表紙イラストも初公開させていただき、ご好評を戴いた。
大変に実りの多いなろうラジオだったと思う。

次回のゲストは三名(紫炎先生、すずの木クロ先生、そしてマツ先生)ということで、今から拝聴するのが楽しみである。

上京(後篇)

2014年 08月23日 19:00 (土)

またやってしまった。
また、というのは寝坊である。
旅先ではほとんど眠れない性質のある所為で、しばしばこれをやらかしてしまう。
明け方にうとうとして、結局大幅に待ち合わせに遅れてしまった。
大変申し訳ございませんでした。

二日目の予定は比較的緩やかに組んであり、予定は午前一つ、午後二つ。
本当は午前午後にそれぞれもう一つずつ予定があったのだが、これは流石に拙かろうということでこの数になった。
ワンタン麺、大変美味しゅうございました。

色々と考えさせられることがあり、自分ももっと頑張らねばなぁと思った二日目でした。
収録についてはまた別記事にて。

上京(前篇)

2014年 08月22日 23:59 (金)

東京へ行く時は必ず新大阪の駅で柿の葉寿司を購うことにしている。
この柿の葉寿司というのは寿司を柿の葉っぱで巻いただけの到って簡素な奈良の名物であるが、大変に美味い。
目にも鮮やかな緑の葉を解いてころりとした寿司を口に放ると、ねっとりとした旨味が心地良いのだ。
名物に美味いものなしとは言うが、これはその貴重な例外だと思う。

今回の上京は先だって告知した「小説家になろう公式ラジオ」の収録の為である。
しかし生来の貧乏性の所為で、一度上京するとなれば精一杯人に会おうとしてしまうので予定がとんでもないことになる。
22日にお伺いしたのは六ヵ所で、それぞれの滞在時間も短くならざるを得なかったのは大変に申し訳なかった。
それでもそれぞれの人に色々と大切なものを教えて頂いたなぁと思う次第。

次回の上京ではもう少し緩く予定を組もうと思います。

或るスーパーの閉店

2014年 08月19日 00:25 (火)

 子供の頃は全くそうと理解していなかったのだが、暑さの盛りと暦の夏は当然のことながら大いにずれていて、盆も過ぎると日あしは段々と短くなってくる。理科で習った夏至というものを肌で感じるようになったのは、勤め人を辞めてからのことだ。

「昔はものを 思はざりけり」と云えば権中納言敦忠の恋歌であるが、生活の環境が“がらり”と変わると、注意を向ける先も自ずと変わってくるもののようである。

 私が碌を食んでいたのは名の知れた大手スーパーであったが、奇縁とも言うべきか、隠遁先の住まいの近くにも同じ会社に属する店舗が展開していた。身体を毀して辞めたわけであるが、慣れ親しんだ方法に従って整えられている店内というのはやはりどこか馴染みがあるらしく、買い回りもしやすい。
 そんな訳で古くからの常連のような顔をしてこの店を使っていたのであるが、どうにも困った事態が出来した。

 閉店である。

 私の越してきた街は所謂ニュータウンであって、開発から歳月が流れて暮らす人々の構成も変わってきたようだ。
 近くに安さが売りの同業他社が進出したことで客足も大きく鈍ったのだろう。下り坂で勢いの付いた落石を止めることはとても難しい。遂には最終的な決断を店長は迫られたのではないか。

 元居た会社の一店舗が目の前で閉店するというのは何とも物寂しいものがある。
 あまり傷みの来てない白い壁に、赤地に黒で閉店大セールと大書されると、一抹の寂寥が込み上げてくるのだ。

 店は商売の場であるが、景観の一部でもある。
 人の出入りの激しい街のことだ。十三年前、ここにこの建物が立つ前の野原を覚えている者は殆どありはしないだろう。
 憎まれることもある大型スーパーだが、去り往くときにはその存在以上の物を持ち去ってしまうと感じる。

 八月末に仕舞う店内では、商品も疎らになってきた。
 売り子の声が、どこか晩夏の蝉と重なって聞こえる。




<今日読んだ本>
高橋祐一(2014)『星降る夜は社畜を殴れ』角川書店(角川スニーカー文庫) 286pp

なろう公式ラジオに出演します

2014年 08月18日 03:38 (月)

8月23日(土)の19時30分から、ニコニコ生放送で公開される「なろう公式ラジオ」に
出演させて頂くことになりました。
一緒に出演するのはMFBから『やる気なし英雄譚』を出版されている津田彷徨先生です。

私はこの番組に出させて頂くのはこれが二回目になりますが、前回よりも喋る時間が長くなっているそうで、今から緊張しています。

9月10日発売予定の『異世界居酒屋「のぶ」』についても番組内で宣伝させて頂けるかもしれませんので、皆さんよろしくお願い致します。

ライトノベルは国語の教材となるか

2014年 08月02日 23:59 (土)

8月2日(土)大阪府立今宮高等学校で開かれた「大阪国語教育アセンブリー2014」でライトノベル作家として講演しました。

講演のテーマは「ライトノベルは教材になるか」というものでしたが、聴いて下さる方々には国語教員も多くいらっしゃったので、そもそもライトノベルとは何であるか、というところから解きほぐしていくことになりました。

結論としては「現状の国語教育の枠組みの中でライトノベルを教材として扱うことには無理がある」しかし、「今後の国語教育の枠組みの拡大の中では取り入れられ得る」というお話をさせて頂きました。
小説の文章における圧縮と解凍など、色々なことを扱ったのですが、皆さんとても熱心に聞いて下さり、充実した講演会でした。

全体講演をされた芥川賞作家の津村記久子先生ともお会いできたので、とても意義深い一日だったと思います。

異世界居酒屋「のぶ」書籍化します

2014年 08月01日 23:59 (金)

なろうコンで受賞9作の1つに選ばれた『異世界居酒屋「のぶ」』が宝島社様より9月10日に書籍化されます。
イラストレイターは転様。
とても素敵なイラストを描かれる方です。

現在、作業としては改稿と加筆を行っています。
web版にはなかったエピソードも追加される予定ですので、興味のある方は是非手に取ってみて下さい。

宝島社様による特設サイトもオープンしております。
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